走れるようになる

11月23日の大田原マラソンから3週間。やっと距離を踏めるようになりました。

土曜日:15キロ キロ4分45秒ほど
日曜日:25キロ キロ5分+α
本当は今日はもう少しゆっくり走るつもりが、スピードが上がってしまう。おそらく疲労が抜けてきているせいなのですが、週明けからは4月のかすみがうらにむけてトレーニングを再開するので、無理は禁物。

今日は久しぶりにサッカニー(Saucony)のキンバラ2を履きました。
今は次の世代のキンバラ3になっています。もともと比較的幅広な靴が、前足部分がもう少しだけさらに余裕があること、クッションが少し違うことなどのマイナーチェンジをされています。詳しくはこちらへ(ごめんなさい英語です)。

キンバラ2は、実は初マラソンである2011年の湘南国際マラソンで履きました。しかしその当時は脚力もなし、それにランニングフォームを改造している途中でもあってか、走っている最中に左膝が痛くなったりして、自分には合わない靴であると思い込んでいました。良い点としては、外見はガッチリして見える靴なのに軽いこと、そしてかかとからつま先への急な落ち込みがないことで4mmしかその差がありません。私に向いていないと思われたのは、底の厚みで一番厚いかかとで23mmあります。最近よく履いている靴(Adizero Takumi Sen, Takumi Ren, Saucony A5が主力)と比べれば随分厚みがあって、フォームが定まっていない一年ほど前は、誇張して言えば引きずるような感じで走っていた覚えがあります。

ではなぜこの靴を久しぶりに履いたのか? 単に思いつきですが、アフリカ人ランナーの真似です。最近読んでいる本で、ケニア人のランナーが練習の時には結構大きく重いランニングシューズを履いているけれども美しいフォアフット着地のフォームで走っていることが紹介されています。そして今年見たNHKの「ミラクルボディー」でランニングフォームが紹介されていたキプサングとかマカウなどの当代のトップ・マラソンランナーが、アディダスの靴の中でも重ため・靴底の厚い靴(マナかCS8か、Boston)で走っていても、これまた裸足で走っている時と変わらず美しいフォアフット着地で走っていました。

最近取り組んでいるフォーム改造では、よっぽど急峻にかかとからつま先に落差がある靴をはかなければ、踵から着地することは無いであろうと考えています。ならばキンバラ2で走っても、今改造中のフォームであればおかしなことにならないと思い、履いてみました。

結果としては、今では問題にはならないものの、やはり現在のローテーションの靴の中には入らないように思います。以前感じた問題は現在は無いものの、靴底が厚いせいで、地面の感覚が伝わりづらい、また曲がりにくくてその分で走る感覚が独特になります。悪くはないのですが、少し残念に思う靴です。繰り返しますが、とても良い靴だと再認識しましたが、現在の他の靴を上回ることは無いと感じました。

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