スケッチャーズ GoRun Speed Elite Hyper

スケッチャーズの靴は昔から履いています。日本にいると、ランニング・シューズのメーカーとはおそらくみなされていなと思いますが、米国では Skecheres Performance としてシリーズ化して、Mebrahtom ("Meb") Keflezighi 選手をサポートしてエリート向けのランニングシューズを作っています。

名前が通っていないだけで、靴作りはかなり真剣にやっているし、全シリーズ共通して、軽く、ミッドソールのクッションも最新素材を使って、比較的柔らかい着地です。

今回手に入れた、Speed Elite Hyper も一年以上前からプロトタイプを見かけることがあって、いろんなバージョンがテストされたようです。ようやく手に入れることができました。Running Warehouse という通販サイトから購入できます。このサイト、日本に入ってきていない靴のいくつかは輸入できます。基本的に日本でも売っている靴は購入できないようです。それに、この靴自体も$180と高めの値段設定だし、それに国際宅配便の送料がかかり、さらに通関の費用が上乗せされて、感覚的に$230〜250くらいするので、だったら Vapor Fly Next% とかとほとんど変わらないですね。

全体を俯瞰するとこのような感じです。アッパーはほぼ一枚のナイロンでできています。そのためもあってか片足160グラムしか無い。使ったことのある靴で、Nike Zoom Streak 6よりも軽いようです。私の足には、US Size 8(26.0cm)がぴったり。今のところ1cm刻みでしか在庫が無いようです。

横から見たところ。確認取れていませんが、ミッドソールの黒い部分がカーボンファイバーで、これはつま先からミッドフットまでしかカバーしていないようです。走った感じでも踵までの全長をカバーしてないように思いますが、違和感は全くなし。

かかとも1枚のナイロンでのみできているので、がっちりホールドする感じは無いのですが、上下の長さがあるので、脱げてしまうことは無い。

ミッドソールは、Hyper Burst という素材を使っている。「「超流体技術」を活用した独自の製法で、EVA素材を固体でも気体でもない“流体”の状態にし、CO2を入れてきめ細やかな気泡を無数に発生させています。」だそうです。軽いし、着地もすごく優しい。黄色い部分はゴムで補強されている部分。まだ濡れた路面とかを走っていないので、滑らないかは不明。

カーボンプレートを使った靴では、Zoom Fly3 と、Hoka Carbon X を履いていますが、両方とも250gm ほどあるので、Speed Elite Hyper を履いたときとの重量感は当然感じます。ただし、それぞれアッパーもミッドソールも極厚なので、Speed Elite Hyper を長距離に用いたときの感じや耐久性は走ってみないとわからないですね。

それにしても走り始めた10年前から考えると、シューズの値段がうなぎのぼり。当時でも世界最速だった、Adidas Adizero Japan (Adizero Adios)が定価で1万4千円ほどで、高いなあ、と思っていて、セールでしか買わなかったのですが、今や2万円に近づく靴は当たり前。Hoka Carbon X とか、Vapor Fly Next% なんて、3万円に近づく値段ですが、最近ちらほら履いている人を見かけます。輸入するのに余計な費用がかかるので、スケッチャーズさん、ぜひ国内でも Speed Elite Hyper を売ってください!

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