千歳JAL国際マラソン2014 詳報

ガーミンが途中で衛星信号を拾わなくなり、1キロごとのスプリットが全くわからず。ランネットでようやく10キロごとのスプリットが分かり、詳報を上げます。

前日の動きから当日。
東京で仕事があり、夜までかかるので食事も思い通りに行かず。パスタとかで炭水化物を取りにかかるけれども、なんだか思い通りにならず。就寝したのも遅め。
 当日は3時起床。いつもどおりのご飯、納豆、アボガドのご飯をたべるけれどもこの時からお腹の調子がおかしい。無理やり、羽田に6時前に到着し、6時25分発、7時55分千歳着のANA便で移動。タクシーを拾って、会場へ。比較的会場近くまで行くことができ、千歳スポーツセンターには8時15分頃にはついて、ゼッケン引換。「荷物預かり」はなく、封筒1枚に入る程度の貴重品のみを預かってくれるだけなので途方にくれるけれども、スポーツセンターの2階に無理やり場所を確保し、着替。

当日の装備:
キャップ:サロモンの白いキャップ。
サングラス:Tifosi の Tyrant。これは可変色調レンズで、日照に応じてレンズの色が変化します。
上:Patagonia の Air Flow のタンクトップ。
アームカバー:なし
手袋:当然、なし
下:Patagonia のショーツ(トレイルランニング用。軽量で、ポケットが、ジッパー付きが一つに加えて、ジェルなどを入れるポケットが4つ付いている)
ゲイター:カーフサポーターは今回使わず。
ソックス:Tabio の5本指、すべり止め付き。
シューズ:ファストウィッチ6をまた使う。
給食:Honey Stinger を4つ携帯する。

トイレに何回か行って、30分ほど前にはスタート地点に陣取る。3キロとかファミリー・ランがスタートした後、10時位からフルの人々で整列し、待っているとコースから係員とともに誰かが走ってくる。名前入りのゼッケンを付けているので誰かと思いきや、川内優希さんでした。

刻々とスタート時間が近づいてくるけれどもどう見ても砂利道の不整地を、しかも登り道でスタートする。よく確かめなかったのですが、折り返しの22.6キロくらいまでだらだらと登ります。


Start00:00:04 10:20:04
10Km00:44:100:44:0611:04:10
20Km01:31:560:47:4611:51:56
30Km02:25:490:53:5312:45:49
40Km03:18:250:52:3613:38:25
Finish03:29:150:10:5013:49:15
スタートから10キロまで:44:10
今回のレースはタイムよりも何よりも一定のペースで押してゆくことを狙う。そんなに厳しい登りでは無いけれども砂利道で、ところどころ砂地のようになっていて少し走りづらい。ここは自分が思っているよりも速いペースで走っています。目標はキロ4分30秒なので、それよりは速く行き過ぎ。
 給水はほぼ5キロごとで、十分スポドリ、水、そしてスポンジの3点セットが必ずありました。ボランティアの人々の「頑張ってください」も凄い熱の入り方です。

10キロから20キロ:通過1:31:56 スプリット 47:46
15キロあたりの給水地点で、お腹の調子がどうも持たなくなり、トイレにピットイン。このときはそんなに大したことないと思っていたのですが、調子は大変悪い。ここもずっと登りが続くけれども頑張り過ぎくらいか。

20キロから30キロ:通過2:25:29 スプリット 53:53
コース上の「FULL 折り返し」を過ぎると登りが終わって下りになるのですが、なかなかスピードが上げられない。しかもお腹の調子は全く良くならず、途中の第5給水所あたりでもまたまたトイレへ。少しこれで調子が上がるかと思っていたけれども全くスピードがあがらず。第6給水所でもトイレに駆け込み、どうしようはじめての途中棄権か、と思うのですが、そろそろと走る。
 そのうち右の殿筋とか股関節とかのか古傷も痛むし、脱水なのかやや意識が朦朧としたりしてかろうじて歩きはしなかったように思うけれども、「給水所はどこなのか、まだなのか」と思いながら走る。

30キロから40キロ:通過3:18:25 スプリット 52:36
途中の給水で息を吹き返し、37キロくらいからは不整地を脱して、いちど係員の誘導で道を横切ってサイクリングロードへ。不整地に慣れた走りからはアスファルト上を走るのは辛いし、照り返しで暑く感じるけれども、少しづつ走れるようになり、ランナーをようやく抜かせるようになる。

40キロからゴール:通過3:29:15 スプリット 10:50
40キロすぎにもう一度道路を横断し、最後の公園に入ってくると10キロコースの人たちとも入り交じってスピードが色々な人々と走る。最後は歩道の部分を走り、右に曲がってゴールゲート。こんなに辛い思いも久しぶりのような気がする。フルのゴールは左側に誘導されて一人でフィニッシュ、と思いきや後ろから追いすがるランナーが。疲れきっていて確認しなかったのですが、女性ランナーだったかしら。ここで妙な意地がもたげて最後の直線だけでも負けたくなく、スピードを上げるとそのランナーもスパートする! 最後はほぼ同着でゴール。疲れていたので、誘導されるまま、チップを回収して荷物を置いてあるスポーツセンターへ行きました。

着替えていてびっくり。脚は砂埃で真っ黒、できればシャワーを浴びたかったけれども帰りの飛行機の時間もあるし、そそくさと会場を後にする。
 新千歳空港はそれこそタクシーで10分ほど。季節なのかアスパラガスが目に付きました。欲しかったけれども、トウモロコシなどを買って、帰宅。自宅に着いたのは午後7時くらいで、無理矢理ではあるけれども日帰りでレースに参加できることはわかりました。偉大なるかな日本の交通機関。

レースの反省としてはやはり前半突っ込み過ぎですね。そして体調管理も大切で、レース中にもここまでお腹の調子が悪かったのは初で、脱水も起こしかけました。それ以外はまずまず面白いレースだったと思います。5月、6月に走力を落とさない目標は達成できたように思います。

そうそう、レース名が「千歳JAL国際マラソン」ですよね。やはり日本航空がスポンサーについているせいか、おそらく日航の社員と思われますが、ゼッケン引換やスタート地点に地上係員の制服をきた人が案内していました! なかなかこんな光景はマラソンでは見かけないので、素直に感激していました。

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