続・ダニエルの式

以前一度だけ書きましたが、「ダニエルの式」の補足を少し。

レースの成績から、最大酸素摂取量(VDOT)を推定して、別の距離のレースを走ったときのタイムを推定するのが「ダニエルの式」です。つまり、例えば10kmのレース成績からフルマラソンの成績を想定する、などに使われます。もちろん距離が異なるレースの予測は簡単ではないので、大雑把な目安になるでしょうか。

それ以上に、ダニエルの式が教えてくれるのは、練習の時のペース設定ですね。
いくつかバリエーションが有りますが、

Easy:ジョギングのペースでしょうね。
ロング走:15km以上などを走りこむときのペース
マラソン:そのものズバリ、マラソンの距離で目指すべき標準ペース
LTペース:乳酸が溜まり始めるギリギリ。ハーフマラソンで目指すペースと言われます
インターバル:インターバル走の時の設定ペース
レペティション:レペティションや短い距離の連続タイムトライアルの設定ペース

と大体六つくらいのスピード設定が得られます。

ジャック・ダニエルの本を見ても良いですし、今の時代ですとWebで計算してくれるサービスが有ります。

Runbayou というページ(英語ですが)で計算できますし、
iPhoneのアプリで計算できるものが有ります。

fit2run というアプリで無料です。

因みにサブスリーを達成するための最低のVDOTは53ですね。10キロを40分で楽に走れるくらいのスピードが必要ということでしょうか。

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