ブリジッド・コスゲイの2:14:02
フルマラソンの2時間切りが不可能と考えられていたのが、エリウド・キプチョゲによって破られた翌日、こちらも不可能と考えられていた女子フルマラソン記録が破られました。
これまでの女子の世界記録は、ポーラ・ラドクリフによる2003年のロンドンマラソンでの2:15:25。次点の選手に1分36秒差をつけていること、5kmのスプリットを15分台後半から16分前後にまとめる、という安定したレースで記録したことから、この記録も破られるのに相当な時間がかかるものと考えられていました。
男子でも、
・ポール・テルガド 2:04:55 2003年9月ベルリン・マラソン
・ハイレ・ゲブラセラシェ 2:04:26 2007年9月ベルリン・マラソン
・ハイレ・ゲブラセラシェ 2:03:59 2008年9月ベルリン・マラソン
・デニス・キメット 2:02:55 2014年9月ベルリン・マラソン
・エリウド・キプチョゲ 2:01:39 2018年9月ベルリン・マラソン
と、2時間5分を切ってから1分ほどタイムを縮めるのに、5・6年を要しています。
女子はこのような、最近になってタイムを伸ばす、ということが見られず、2時間19分を切るタイムが出たのも、ここ数年に限られます。ラドクリフの世界記録の次点が、
・メアリー・ケイタニー 2:17:01 2017年ロンドン・マラソン
(蛇足ながら、ペースメーカーがつくレース記録としてはこちらが最速で、ラドクリフは男女混合で走ったと批判されることがありますが、それにしてもラドクリフの記録が驚異的です)
このため一種の「2時間17分の壁」とでも言えるものが存在してたを、コスゲイ選手は一気に大幅に更新したのがすごい。
マラソンの世界では、革命的な記録が出た週末と言えるでしょう。
追記1:とは言っても、ペーサーは男性のランナーでした。
追記2:前半 66:59、後半 67:05。このように書くときれいにまとめたレースのようですが、実はペーサーが最初の10kmくらいは飛ばし過ぎだったようです。通常、最初に飛ばしすぎるとフルマラソンの距離では後半が持たなくなるのがよくありますが、全くブレずにレースをまとめています。
これまでの女子の世界記録は、ポーラ・ラドクリフによる2003年のロンドンマラソンでの2:15:25。次点の選手に1分36秒差をつけていること、5kmのスプリットを15分台後半から16分前後にまとめる、という安定したレースで記録したことから、この記録も破られるのに相当な時間がかかるものと考えられていました。
男子でも、
・ポール・テルガド 2:04:55 2003年9月ベルリン・マラソン
・ハイレ・ゲブラセラシェ 2:04:26 2007年9月ベルリン・マラソン
・ハイレ・ゲブラセラシェ 2:03:59 2008年9月ベルリン・マラソン
・デニス・キメット 2:02:55 2014年9月ベルリン・マラソン
・エリウド・キプチョゲ 2:01:39 2018年9月ベルリン・マラソン
と、2時間5分を切ってから1分ほどタイムを縮めるのに、5・6年を要しています。
女子はこのような、最近になってタイムを伸ばす、ということが見られず、2時間19分を切るタイムが出たのも、ここ数年に限られます。ラドクリフの世界記録の次点が、
・メアリー・ケイタニー 2:17:01 2017年ロンドン・マラソン
(蛇足ながら、ペースメーカーがつくレース記録としてはこちらが最速で、ラドクリフは男女混合で走ったと批判されることがありますが、それにしてもラドクリフの記録が驚異的です)
このため一種の「2時間17分の壁」とでも言えるものが存在してたを、コスゲイ選手は一気に大幅に更新したのがすごい。
マラソンの世界では、革命的な記録が出た週末と言えるでしょう。
追記1:とは言っても、ペーサーは男性のランナーでした。
追記2:前半 66:59、後半 67:05。このように書くときれいにまとめたレースのようですが、実はペーサーが最初の10kmくらいは飛ばし過ぎだったようです。通常、最初に飛ばしすぎるとフルマラソンの距離では後半が持たなくなるのがよくありますが、全くブレずにレースをまとめています。
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