Virrata 鮮烈なデビュー

先週の土曜日、親知らずを抜きました。

記憶ではアメリカに渡る前、もう15年も前に4本ある親知らずの3本を抜きました。最後の一本は綺麗に前方に45度お辞儀をした格好になっており、最深部があごの神経や血管と接しているせいか、何件かの歯科医では抜くのをためらわれ、以来虫歯にもならずに過ごしてきたので放っておきました。しかし年明けから歯の詰め物が取れ、かかった歯科医で「親知らずに虫歯ができかけています」との宣告と、「私なら抜けます」に身を委ねました。土曜日に抜いて、激しい運動はご法度とのことで、日曜日にはロングランをせずに過ごしました。

これで休養十分なために、通常は休みにする月曜に走ったのですが、その時に履いた靴がSaucony のVirrata。日本ではまだまだ知名度の低い Saucony (サッカニー)の靴ですが、海外のブログを見るとソールが柔らかく、非常に面白い靴だとのこと。


日本ではサッカニーの靴は ABC マートで売っています。Virrataは Web ストアではすでに取り扱いがあったのですが、Kinvaraなどと比べると若干幅が狭めであるとの情報を得ていて、実際に履いてみたい。日曜日にふらりと立ち寄った東京ドーム City のABCマートでなんと、A5、Kinvaraとともに Virrata があり、試履をしてみると26.5cmがちょうど良いくらい。Kinvara は前足部が幅広なので 26.0cm が調度良い。

Virrata の特徴は、
・底が厚く見えるが、柔らかい素材なので厚みは感じない。
・ソールの屈曲性が非常に高い。逆にレースシューズのような反発や、ソールが曲がる力に抗して発揮する瞬発力などは期待できない。
・全体として軽い。
・踵から、つま先までの落ち込みがなく、いわゆる「ゼロドロップ」の靴であること。

これで15 キロを走ったのですが、随分良い感触。ただし、日曜に走らなかったのでスピードを上げすぎ。走った後には何ともなかったのに、火曜日にはすこしふくらはぎが痛い。これは「ゼロドロップ」の靴に共通したことです。走る感触は、大半のアディダスの靴などと対照的で、「プニュプニュ」という感触です。しかし力が抜ける感覚ではなく、 Saucony独特の走る感触です。いろいろな靴で走るのが、脚には良いと思うので、ローテーションに取り入れましょう。

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