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突然、ヴェイパーフライと仲良しになる

誘惑に負けて、ベイパーフライ・ネクスト%は1足購入しておりました。 何度か走ってみて、自分に合わない靴だと思っておりました。短い距離でも、そして走り方を調節したあとでも10キロくらいすぎると、自分の走りと合わないのか、左の足底部が痛くなるという謎のシューズ扱いになり、ほとんど履きませんでした。  それが何故か、本日、ジョグの日にこの靴と目があい、最後だと思って履くことにしました。自分に合わなければ、なんらかの形で処分するしかない。と同時に、足首をガッチリ固めるいわゆる「レースロック」にしていたのを外して、走れれば良いやと思って、ジョグに出ました。 これが、ですね、凄まじいことに、この靴に関してはレースロックを外すのが、この靴の特徴を引き出してくれます。「トランポリンのようなミッドソール」「平地なのだけど、下り坂を走る感覚」「しかしながらカーボンプレートの効果で、柔らかすぎずに走れる」と言った、この靴の長所が一気に感じられました。これが万人に合うとは思いませんが、少なくとも私の現在の走りで、この靴は、レースロックをするとすべての長所を消し去ったのだと思います。難しいものですね、走ることとか、シューズとか。

脚の調子悪し・2021年8月4 日

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 暑いですが、やっと暑熱順化してきたように思います。 と思いつつも、体のメンテを怠っていたせいか、脚の痛みが出始めました。 英語だとITB(Illiotibial Band)Syndrome、日本語で、腸脛靱帯炎です。膝の上の痛みが出ることが多いですが、大腿骨の大転子(上の赤)の部分が痛くなることがあり、古傷の大殿筋の拘縮と近しい部分が急に痛くなってきました。 痛みがでると、その部分のストレッチをしたりするのですが、大抵はあまり効果なくて、他の部分の動作不良が患部の痛みにつながることが多いので、原因を探します。私の場合は、おそらく足首のオーバープロネーションがすごくて、そのため足首が動作不良を起こしているか、反発するためにアキレス腱やふくらはぎの可動域が狭まっていることが考えられます。   ちなみに上の図が右足首ですが、神保町のハイテクタウンでビデオ撮影をしてもらったら、笑っちゃうくらいにプロネーションしていて、足首の内顆が地面につくんじゃないかってくらいに曲がります。 今回もおっつけストレッチを始めると案の定、右足首の可動域が相当制限されていました。ストレッチとか、補強運動、大事ですね。  

最近の靴のローテーション・2021年7月20日

 東京は梅雨も明けて、待ってましたとばかりの日照りが続きます。先日も走り始めが少し遅くなって(それでも9時)、日陰をうまく見つけられないコースだったので、10キロも持たずに途中で打ち切りました。8月にはいる頃には暑さに慣れているでしょう。 最近の靴は、厚底+カーボンプレートだらけになってきました。 ・サッカニー エンドルフィンPro 26.0cm ・サッカニー エンドルフィンSpeed 26.0cm 今の所の一押し です。値段(他の靴より約1万円安い)、クッション性、反発、アッパーの安定性や耐久性など全てがバランスが取れていると思うのですが、日本国内の販路が ABC Mart 独占で、長く品切れが続いていたのですが、最近は品数が増えてきたように思います(とは言っても他のメーカーの靴もすぐに売り切れるので同じような状況ですが)。いろいろ試しても、この靴に手が伸びます。 ・アシックス Metaracer Sky 26.0cm 比較的、買いやすかった、かつ靴に慣れる必要が少ないように思います。クッション性も柔らかすぎず、硬すぎず、反発もちょうどよい感じがします。他の人も指摘していますが、ヒールカウンターが独特でアキレス腱に食い込むような感じがしますが、それ以外は全く問題なし。良い靴だと思います。 ・New Balance Fuel Cell Elite 26.0cm こちらもあまり話題になっていないせいか、手に入りやすい靴です。一連の靴のなかではクッションが一番やわらかい感じがしますが、良い靴だと思います。Elite 2 も良い靴だという評判なので、試してみたい。 ・Adidas Adizero Adios Pro 26.5cm   もともと同じ靴が、日本ではAdizero Japan、世界では Adizero Adios として売られていて、マラソンの世界記録を連発していた靴です。今では日本でも別モデルの靴として売られていて、Adizero Adios Pro  はハーフマラソンの世界記録を樹立するなど、ヴェイパーフライの対抗馬として意味合いが強い靴です。今手持ちの靴の中では、厚底が一番ですが、クッションも固め、かつ反発が一番すごいように感じています。 ・HOKA Rocket X 26.0cm あまり試していないので、なんとも言えないのですが、長距離よりは短めの距離が

ヒルトレと筋トレ

マラソン大会に最後に出たのが、2016年。その年から職場も変わって、不定期に忙しくなって週末や祝日にも急用がはいるのが珍しくなくなり、やがて大会エントリーしなくなり、2020年からは新型コロナが流行して気楽に参加できる大会はなくなりました。 練習時間も長く確保できるわけでは無いので、インターバルなどの高強度の練習を主軸としますが、それも週1回か2回、質の高い練習ができればよいので、身体能力を強化する方策を模索しています。 ヒルトレ (ヒル・クライムとか、坂トレ、坂ダッシュとも言われていますね)  日本でも信奉者が多い、アーサー・リディアードが広めたトレーニングだと思います。マラソンのトレーニング本をいくつか見返すと、ヒルトレの要素を取り入れた練習が効果的である、と書かれていることが多いです。  理想を言えば、丘が連なったような不整地があれば理想的でしょうが、あいにく都心に住んでいると不整地で長めの距離を走れるところを見つけるのが大変。  坂が100~400m続いて、100mあたりで4mから6m程度登る坂があるとよいのですが、私が住む杉並区は多少の高低差はあっても、十分な距離が取れて、車や人通りが少ない坂はほとんど無いように思います。ランニングできる行動範囲が、JR阿佐ヶ谷駅、荻窪駅周辺、北が西武新宿線で、井の頭線まで南に下がると自宅から距離がありすぎです。  この行動範囲内で見つけたのが、 天沼陸橋 です。荻窪駅を過ぎて、青梅街道を東に進むと、ラーメン屋の老舗、春木屋がある。そのすぐ先からが中央線をまたぐ跨線橋になっています。高低差はおそらく8m(高く見積もっても10m)、西から東に向かうと150m、東から西に向かうと200mの距離で短いですが、朝の早い時間ならば人通りも殆どないので、ダッシュしても邪魔にはならないようです。青梅街道の南側(距離測定のマーカーが付いている側)が、車が出てきたりしないので、走りやすいですね。  ところで、ヒルトレにはカーボンプレート+厚底は逆に走りにくいと感じていて、今の所気持ちが良いのが、 サッカニーのエンドルフィン・スピード ですね。カーボンプレートではなくて、ナイロンプレートが入っています。