ヒルトレと筋トレ
マラソン大会に最後に出たのが、2016年。その年から職場も変わって、不定期に忙しくなって週末や祝日にも急用がはいるのが珍しくなくなり、やがて大会エントリーしなくなり、2020年からは新型コロナが流行して気楽に参加できる大会はなくなりました。 練習時間も長く確保できるわけでは無いので、インターバルなどの高強度の練習を主軸としますが、それも週1回か2回、質の高い練習ができればよいので、身体能力を強化する方策を模索しています。 ヒルトレ (ヒル・クライムとか、坂トレ、坂ダッシュとも言われていますね) 日本でも信奉者が多い、アーサー・リディアードが広めたトレーニングだと思います。マラソンのトレーニング本をいくつか見返すと、ヒルトレの要素を取り入れた練習が効果的である、と書かれていることが多いです。 理想を言えば、丘が連なったような不整地があれば理想的でしょうが、あいにく都心に住んでいると不整地で長めの距離を走れるところを見つけるのが大変。 坂が100~400m続いて、100mあたりで4mから6m程度登る坂があるとよいのですが、私が住む杉並区は多少の高低差はあっても、十分な距離が取れて、車や人通りが少ない坂はほとんど無いように思います。ランニングできる行動範囲が、JR阿佐ヶ谷駅、荻窪駅周辺、北が西武新宿線で、井の頭線まで南に下がると自宅から距離がありすぎです。 この行動範囲内で見つけたのが、 天沼陸橋 です。荻窪駅を過ぎて、青梅街道を東に進むと、ラーメン屋の老舗、春木屋がある。そのすぐ先からが中央線をまたぐ跨線橋になっています。高低差はおそらく8m(高く見積もっても10m)、西から東に向かうと150m、東から西に向かうと200mの距離で短いですが、朝の早い時間ならば人通りも殆どないので、ダッシュしても邪魔にはならないようです。青梅街道の南側(距離測定のマーカーが付いている側)が、車が出てきたりしないので、走りやすいですね。 ところで、ヒルトレにはカーボンプレート+厚底は逆に走りにくいと感じていて、今の所気持ちが良いのが、 サッカニーのエンドルフィン・スピード ですね。カーボンプレートではなくて、ナイロンプレートが入っています。